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記事を分類して探しやすく、管理しやすくしよう
そもそもなぜ分類が必要なのか
- 記事が増えてくると記事を探すのも、管理するのも大変。分類があれば効率的に記事を探せる。
- ネットショップや求人サイトなどのように情報が大量に集積されたデータベース的なサイトは、目的を持って使うサイトなので、わかりやすい分類や検索機能は必須
⇒ 分類が必要なサイトの例:ECサイト、求人サイト、不動産物件、グルメガイド、観光情報 etc.
- 記事を知ってもらえる機会が増える(露出が増える)
- ある記事を開いたときに、同じカテゴリーに分類した記事を“関連記事”として表示することもできる
分類の考え方
どのように分類したら利用者にわかりやすいと感じてもらえるだろうか?
- 情報(記事)の属性で分ける
- 製品情報、お知らせ、スタッフブログ…
- 情報(記事)の分野で分ける
- パソコン、家電、カメラ…
- ユーザーの興味関心(行動)で分ける
- 趣味、教育、仕事…
- 情報提供者/発信者で分ける
- Aショップ、B商会、Cマート…
- 他
+ キーワード検索
分類のみで目的の記事にたどり着くのは実際には効率が悪いので、キーワード検索を併用することが多い(=絞り込み検索、AND検索)
WordPressには初期状態で以下の分類方法がある
- 投稿
- カテゴリー
- (個々のカテゴリーは自分で作成する)
- タグ
- (個々のタグは自分で作成する)
- カテゴリー
- 固定ページ
“記事の格納場所”として紹介した「投稿」「固定ページ」も“分類”の一部と考えられる。
WordPressの記事の分類方法
カテゴリー
- WordPressの基本的な分類機能
- 階層構造にできる(親・子・孫カテゴリー)
- 例1)パソコン/ノートパソコン/15インチ
- 例2)パソコン/メーカー/東芝
- 例3)パソコン/色/黒
- ファイルを入れるフォルダ、ディレクトリのようなイメージ
- 複数のカテゴリーに同時に登録できる
- 記事をあるカテゴリーに登録すると、そのカテゴリ一覧ページ(アーカイブ)にその記事が自動的に表示される
- そのカテゴリー分野の記事を探している人に見つけてもらいやすくなる
タグ
- 記事に関連するキーワード/語句を登録するイメージ(SNSにおけるハッシュタグに近い)
- 階層構造にはできない
- カテゴリーで大まかに分類にする一方で、タグで”特徴”や”雰囲気”のようなキーワードを補うなど、縦軸・横軸的な使い分けができる
- パソコンの例)ゲームに最適、軽量
- パソコンデスクの例)リモートワーク向け、設置代行あり
- カメラの例)Zoom会議対応、初心者向け
- ラベル、付箋のようなイメージ
- タグは複数登録できる
- 自由入力できるがゆえに、表記ゆれによる分散/拡散に注意(例:パソコン、PC、コンピュータ)
記事に紐付けられたサイト内のタグをまとめて、記事数の多さを文字サイズで表現した「タグクラウド」の例(出典: https://www.itmedia.co.jp/im/articles/0702/28/news127.html )
分類の例
1.企業サイトの事例
例)お知らせ、製品リリース、スタッフブログ
2.求人サイトの事例
例)エリア、職種、給与、雇用形態
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